年齢 | 15歳 |
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性別 | 男性 |
患者さんは15歳の高校生。左下6番の齲蝕が進行し、激しい痛みを伴っていたため、神経の治療が必要となりました。
15歳という年齢を考えるとまだまだ長く使う歯であり、大きな被せ物などはできるだけ避けたいところです。
齲蝕は内側に進行するタイプだったので、なるべく歯の外形を崩さないように慎重に神経の治療を行いました。
神経の治療後は、光の届きにくい深部はデュアルキュア型(光と化学反応で硬化)、表層は光硬化型のコンポジットレジンにて修復しました。
長期間の使用により表面の劣化は起こるかもしれませんが、接着修復をすることにより、歯根破折等のリスクは大幅に軽減できると思います。
この年代は生活習慣の変化などから齲蝕が発生しやすい傾向にあるので要注意です!
再治療なく長く機能してくれたら嬉しいですね。コンポジットレジンの耐久性など長期の経過をみていければと思います。